無慈悲…造幣局男が盗んで質入れた金塊は盗難品?横領品?返せば質屋大損 刑事裁判は窃盗罪認定

2017/06/04   -

造幣局職員の男が勤務先で金塊や金貨を盗み、それを質に入れた。
時価はおよそ7450万円!!!
男は懲戒免職、そして窃盗罪で懲役5年。FXの損失補てんの為に盗んだらしい。自分勝手過ぎるだろう…ふざけんな。

話はこれで終わらない。造幣局は「回復請求権」に基づく返還請求訴訟を起こした。つまり質屋から取り返すことができるというもの。質屋と民事裁判へ。

造幣局「その金塊うちの職員が盗んだやつだから返して」質屋「ふざけんな、7450万円で売ってやるよ」

まずはニュースを見てみよう。

男は東京都と埼玉県の二つの質店で、盗んだ金塊や金貨を換金。同局は盗まれてから2年以内に順次両店に返還を求めたが、拒否されたため、それぞれ東京地裁とさいたま地裁に提訴した。

両地裁で3~4月に開かれた口頭弁論で、質店側は「元職員は(金塊や金貨などを)展示品として貸し出す業務の担当者として被害品を持ち出したり、業務の一環として部下をだまして持ち出させたりしており、業務上横領罪や詐欺罪に当たる」などと主張。刑事裁判で認定された窃盗罪には当たらないとして「回復請求権の成立」を否定し、請求棄却を求めている。

via <造幣局提訴>盗まれた金塊返して 質店「横領品だから」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

男、とは窃盗で懲役5年の職員の男のこと。
同局、とは造幣局東京支局(現在はさいたま支局に改称)のことだ。

男は個人的にFXで損失を出し、その損失を穴埋めしたくて、勤務先の造幣局で窃盗。金塊や金貨を盗んでしまった。さらに質屋で売った。
造幣局は時価にしておよそ7450万円(合計)の金塊や金貨を盗まれた。

質屋は男に金を支払い、金塊や金貨を買い取った。
そして今、「質屋が買い取ったものは男が盗んだものだったので返せ」と言われている。質屋もびっくりであろう。

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質屋の立場になると理不尽なようにも感じるが、民法では、窃盗罪や遺失物横領罪について被害から2年以内なら元の所有者が取り戻せる「回復請求権」を認めている。元の所有者とは造幣局。造幣局は金塊を盗まれた被害者である。

質屋の主張は、金塊や金貨は職員の男が持ち出して横領した、という内容。つまり盗難品ではないという主張。これなら回復請求権が適用されないのだろう。
ただ、刑事裁判では窃盗罪が認定され、男は懲役5年の判決を言い渡されている。判決は確定している。

造幣局

 

クランキー通信の見方・コメント

クランキー通信の反応は… 

かわいそうなのだが…質屋が。しかし法律というのは時に無慈悲というか、自分や相手にとって有利不利が発生したりもする。
盗難品であれば、2年以内なら回復請求権があるというのは心強い。盗んで、質屋など第三者がそれを買い取り、さらに新しい買い手に売って質屋など第三者が利益を得て…というのは、盗まれた被害者からすればいたたまれない気持ちだ。

 

Amazonでは金が売られていた。
取り扱い商品の幅が広いな。

 

しかし、質屋にしてみればどうか。盗まれたというか、職員が持ち出したもので、これは盗難品ではないだろうという言い分も分かる。男が質屋に売りに来たので、質屋はきちんとお金を支払っている。これで金塊や金貨を返すと、質屋が丸々損を被らないといけなくなる。

FXで損失を出し、勤務先は懲戒免職処分になった犯人の男に弁償させることは、果たして可能なのかという話だ。

時価にしておよそ7450万円…これだけの利益を生む為に、どれだけの苦労が必要かは、自分に置き換えてみると分かる。
民事裁判の判決に注目したい。

2ちゃんねる反応をチェックしてみよう

造幣局が質屋を提訴 ニュースについて、以下2ちゃんねるより。

 

2:
盗んだ職員に請求しましょうね

 

4:
なんで質屋が負担しなきゃならんのだ

 

94:
>>4
質屋が犯人から返してもらえばいい

 

6:
犯人はFX

 

7:
善意の第三者ってのではないのか?

 

9:
こういうのは一度でも努力しましたと証拠を残すために必ずやることだから、本当に返してもらう気はない。

 

11:
法律上は造幣局の物なんだろ
返却して質屋が犯人に請求するべきじゃね

 

16:
そりゃ損失は質屋が丸かぶりは酷いんじゃね、額が額だし

 

21:
これ悪用したら無限に金生み出せるやん

 

25:

民法193、194条
古物営業法20条、質屋営業法22条

1年以内なら善意でも返さなければならないのか?
これ1~2年と2年より前もあるよな

盗品等の回復請求権

盗品又は遺失物については、即時取得が成立する場合でも、もともとの権利者に回復請求権又は、買取請求権が認められている。

回復請求権

盗難又は遺失の時から2年間、占有者に対してその物の回復を請求することができる(第193条)。

買取請求権

競売若しくは公の市場において、又はその物と同種の物を販売する商人から、善意で買い受けたときは、代価を弁償しなければ、
その物を回復することができない(194条)。

占有者が古物商・質屋営業者・公益質屋である場合には、その占有者が公の市場での取得や善意で取得した場合であっても、
被害者及び遺失主は1年以内に限り無償で回復できる(古物営業法20条、質屋営業法22条)。

 

26:
古物商は盗難品は持主に返還しないといけないわけだが
横領だから盗難じゃないが通じるかどうか

 

29:

質屋からは金塊を造幣局に返して、質屋は職員を提訴しろって話になんの?

そんときは職員は退職しててニートさんだろ?質屋が返すわけないじゃん。

 

30:
その犯人は借金まみれなら金とれんだろうしな

 

32:
つか、そんだけの金塊を普通に買い取る物なのか?

 

46:
業務上横領罪じゃなく窃盗罪で確定してんじゃん

 

52:
盗品掴まされた時点でご愁傷様

 

59:
質屋ってこういうリスク承知でやってるんだろ
だから目利きが重要なんじゃないの?

 

88:

仮に横領認定されたら返還せんでええ訳か

でも、人と国の争いの場合裁判所は常識的に国の味方するやろね
刑事でもすでに窃盗認定されてるし、民事で、これを横領でした、なんて言う根性ある裁判官はおらんやろww

 

92:
古物営業法
第二十条  古物商が買い受け、又は交換した古物(商法 (明治三十二年法律第四十八号)第五百十九条 に規定する有価証券であるものを除く。)のうちに盗品又は遺失物があつた場合においては、
その古物商が当該盗品又は遺失物を公の市場において又は同種の物を取り扱う営業者から善意で譲り受けた場合においても、被害者又は遺失主は、古物商に対し、これを無償で回復することを
求めることができる。ただし、盗難又は遺失の時から一年を経過した後においては、この限りでない。

 

98:
FXと取立てって捕まって懲役食らうより恐ろしいのか

 

http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1495101164/

 

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